「強みを知る」自己理解ツール:ストレングスファインダー®とは?(その1)

ストレングス全般

Gallup認定ストレングスコーチのkohapapaです。
これまで、自分が勤める会社の同僚や、提携企業向けに、ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)の個人セッションを約700回、同ツールを使ったチームビルディングのワークショップを100回以上行ってきました(2024年10月時点)。

このサイトでは、その経験をもとに、わかりやすくストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)を紹介していきます。

みなさんは、「なんだか生きづらい…」「自分らしく生きたいけど、一体どうしたら?」と感じることはありませんか?
私は、正直ありました。
仕事がうまくいっていないわけではない、お給料に不満があるわけでもない。
なのに、なんだかモヤモヤ、ザワザワ。

「ホントにこれでいいのかな?」

ちょっとフワッとしていますが、これがその時の私の思いです。
もし、「ちょっと心当たりあるかも」という人がいましたら、オススメしたいのが、ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)。
私は、これで自分自身を知り、まさに「生きやすくなった」実感があります。
このストレングスファインダー®は、自分の「才能(強みのもと)」を診断するツールです。
私は、その「才能診断」を通じて、「生きづらさ」を感じる日々から抜け出し、「自分らしさ」を活かした生き方が見つかりました。
この記事では、そのストレングスファインダー®の概要をお伝えします。

どうぞ、最後までお付き合いください。では、いってみましょう!


1. ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)とは?

ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)は、1949年にドン・クリフトン博士が始めた研究に基づき開発されたツールです。クリフトン博士は「人が苦手なことではなく、得意なことに焦点を当てたらどうなるか?」という疑問を掲げ、人間の「強み」を最大限に引き出すための研究を進めました。この革新的なアプローチが、後のストレングスファインダー®開発の礎となりました。

ストレングスファインダー®は、それまでの「弱み」に焦点を当てた人材育成とは異なり、個々の強みを活かすことを重視しています。わたしたち一人ひとりが自然と持っている才能を「強み」として磨き、最高のパフォーマンスを引き出すツールといえるでしょう。
この考え、そして効果が注目され、これまで3,300万人以上がこの診断を受け、個人やチームの成長に役立てています。

2. ストレングスファインダー®でわかること

ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)では、診断テストを通じて、自分自身の持つ自然な才能や行動パターンが明らかになります。
自分にとって「当たり前」「これって普通でしょ?」と思うことでも、他の人から見ると「すごい」「よくそこまで」と言われるようなことってありますよね。ストレングスファインダー®は、まさに、その自分が自覚していない「自分ならでは」を客観的に知ることができるツールです。

「これが自分だったんだ」

うすうす感じてはいましたが、それが明確になった瞬間。
それが、私にとってのストレングスファインダー®でした。
「自分を客観的に知る」「客観的に示された自分を受け入れる」
このプロセスを通じて、わたし自身がラクになっていった。そんな感覚があります。

3. ストレングスファインダー®の診断方法

ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)を受けるには、書籍『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』を購入するのが一般的です。その巻末に付属しているアクセスコードを使って、診断を受けることができます。
(※中古本は、たいていアクセスコードが使用済みなので注意!)

テストは、全177問。これは、結構大変です。
しかも、各20秒という回答制限時間が設けられていますので、30~40分くらい集中できる時間と場所を用意して臨んだほうがいいでしょう。
このテストの結果、全34資質中、上位の5資質が判明します。
34資質すべての順位を知りたい場合は、テストを受けたサイトからアップグレードをすることで確認することが可能です(別途、料金が必要です)。

個人的には、まずは「上位5資質」を知るだけで十分だと思います。私も、このトップ5の理解を深めて、「確かに、これが自分だな」と納得できたあとに、アップグレードを行いました。

アップグレードは、自分の「下位資質(30番台)」がわかるのも魅力的です。
上位資質が「利き手」だとしたら、下位資質はその反対の手。

私は、「なるほどね」「やっぱりか」と、いい意味で、自分の下位資質を割り切ることができました。
もし、それを知らなければ、いつまでも「どうして、自分は〇〇が苦手なんだろう」「あの人には簡単にできて、どうして自分は…」と、ずーっとウダウダしていたかもしれません(笑)

4. ストレングスファインダー®の「上位5資質」がわかったら

テストを終えて、一番もったいないのが「ふ~ん、これが結果か」で終わってしまうこと。でも、これって、結構ストレングスあるあるなんですよね。
ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)の結果を知るということは、自分の人生を豊かにする自分だけのツール(道具)を手にするということ。私は、そう思っています。そう考えると、「わかった」だけで終わってしまうのは、すごくもったいないですよね。

診断結果が出たら、こんなことをオススメします。

資質を「強み」にするための理解を深める
判明した資質は、まだ「強み」とは言い切れません。この時点では、前述のとおり、自分の「自然に行っている思考・行動のパターンがわかった」に過ぎないですからね。それを「強み」として活かしていくためには、その資質の特徴と傾向を理解することが重要です。

 「この資質をどう使えば、パフォーマンスは高まるのか」
 「この資質をどう使えば、人間関係づくりに役立つのか」


こんな視点で、自分の上位資質の特徴を理解することで、それぞれの資質が、「自分らしさ」を発揮するツール(道具)になっていきます。

②自己分析を行う(過去の自分を振り返ってみる)
「理解を深める」と一緒に行ってもらいたいのが、これです。判明した資質は、無意識レベルで、深く私たちの中に根付いています。つまり、わたしたちは、無意識のうちにその資質の特徴に沿った「思考」「行動」をしていたということ。それを振り返ることをオススメします。

 「あの行動は、この資質が、うまく使えていたってことなんだ」
 「あの時、この資質が使えていたから、人に感謝されていたんだ」


イメージはこんな感じ。その振り返りの中で、「自分らしい自分」に十分価値があることが、だんだんとわかってきます。

③資質を使うイメージを膨らませる
資質の特徴や傾向を理解し、さらに、自分が過去に「資質を使えていた」経験を振り返ったあとは、明日から使っていくイメージを膨らませていきます。
「仕事で」「家庭で」「プライベートで」など、場面は問いません。資質の動きには、私たちが無意識に持っている「こだわり」「価値観」「欲求」が反映されているともいわれています。ということは、「資質が使われている状態 = 私たちが満たされている状態」と考えることができます。
 わたしたちが、ストレスなく、私たちらしくあるために。
 
 「仕事で、こんなことを引き受けてみよう」
 「家事で、こんな工夫をしてみよう」
 「〇〇さんに、こんな声をかけてみよう」

 ぜひ、こんなイメージを膨らませてみてください。

5. まとめ(自分らしさを大切にした生き方へ)

ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)の概要は、ご理解いただけましたか?
このサイトでは、ストレングスファインダー®を多くの人に知ってもらい、そして何より、活用してもらうために、今後も情報を発信していきます。

私たちが「自分らしく」生きていくためには、自分自身を正しく知り、その「自分らしさ」を正しい方向に育てていくことが大切です。
ストレングスファインダー®は、そのためのツールです。

興味を持った方は、ぜひ、書籍『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』を手に取ってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!ではまた!

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